団体概要

ごあいさつ

　私が小学生だったのは高度成長が終わろうとしていた1970年頃でした。今に比べれば不便な生活でしたが、醤油の貸し借りは当たり前のみんなで支え合って生きていた時代でした。

　今はみんながスマホを持ち、インスタ映えを瞬時に全世界に発信できる便利な時代になりましたが、地域のつながりが薄れ、金沢、野々市といえども隣の人がどんな人かもわからないことが増えています。

　さらに、コロナ禍の影響は収入減、雇止め等で社会的弱者に集中し、社会の分断で誰に助けを求めればいいのかわからない状況になっています。また、自治体の福祉政策でカバーしきれない相対的貧困も増えてきています。

　昔はよかったとジジくさいことを言いたい訳ではありませんが、昔のように子どもが地域から疎外感を感じることなく、希望に満ちた笑顔で成長していく姿を見たいと思い、地域コミュニティの中心となる「みんなの居場所」を作りたいと思い、この活動を始めました。

　皆様にも地域の一員として、この活動に参加いただけることを願っております。

笑顔のこども食堂ネットワーク〜GOHAN〜
代表　安藤 俊也

GOHANファミリービジョン

〜未来を担う元気な子ども達が笑顔で活気にあふれる居場所を作る〜

　現在、私たちが主に活動している金沢市南部、野々市市には子ども食堂がありません。

　近年の核家族化による食に関する知識･興味の低下、孤食や安心してコミュニケーションを取る難しさなど、子どもたちの食をとりまく社会問題解決の必要性を強く感じています。特に孤食や貧困は心と体を作るために解決すべき課題です。

　私たちは地域や行政と連携し、未来を担う子ども達が安心安全で、心や体が元気で活気のある居場所を作っていきます。

　その居場所が、経済的な事情で放課後児童クラブに通えない子たちの遊び場や、近隣のお年寄りにも安心出来る居場所になればと考えています。

　また、地域や行政の方々、企業や学校が連携できるよう、子供たちを支援するネットワークを作っていきます。